新入社員必見。製本方法の基礎~製本の種類~

「製本」と言っても折り加工や綴じ加工などたくさんの種類があります。今回は製本の種類について紹介します。 

本の各部位の名称 

まず最初に、本の名称からおさえましょう。これだけは覚えておくといいものを取り上げました。詳細はまた別に紹介したいと思います。

・天(てん) 

本を立てた時、上になる切り口のこと。 

・地(ち) 

天の反対側。本を立てた時、下になる切り口のこと。 

・背 

本の綴じてある方。 

・小口(こぐち) 

本を開く方の手前部分。 

・ノド 

小口の反対部分。本の綴じ側。 

・見返し 

表表紙の裏側。表紙と中身との接合部を補強する役割。 

製本の種類と特徴 

製本の種類と特徴について、主に使われている5つの方法を紹介します。

・平とじ 

紙の背から5mm程度のところを針を使ってとじます。 

ノドの部分が全部見えなくなるので見開きデザインのものは向いてません。 

・中とじ 

中身を二つ折りにして挟み込み、真ん中を針でとじます。 

小口を断裁してキレイに仕上げます。 

ノドの部分まで中身が見えるので見開きデザインもOKです。

 

・無線とじ 

冊子のようなものです。専用ののりを使って中身と表紙を接着します。 

ノドの部分が見えなくなるので見開きデザインに向いていませんが、 

特殊な糊を使ってノドの部分がほぼ開くようにする方法もあります。 

・糸とじ 

背の部分を糸で綴じ合わせます。見開きも大丈夫です。 

百科事典などは糸とじが使用されています。

・折り 

パンフレットやチラシでもよく見ますよね。 

二つ折りや三つ折り、観音折りなど様々な種類があります。 

適した製本方法

これだけの種類があると、どの製本方法を使えばいいのか分からなくなりますよね。それぞれの特徴を生かし、物に適した製本をしましょう。

  ページ数(目安) 特徴 使用例 
 平とじ 8~48p 見開きデザイン不可 取扱説明書 
企画書 等 
 中とじ 8~64p ページ数が比較的少ないものに使用 
見開きデザイン可 
パンフレット 
広報誌 等 
 無線とじ 28~192p ページ数が多いものに使用 
背表紙がある 
カタログ 
記念誌 等 

バリアブル印刷との組み合わせ 

そもそもバリアブル印刷とは、宛名印刷やチケットのナンバーなど、一枚ずつ内容を変えて印刷することです。連番のナンバリングだけではなく、座席番号やアルファベットの組み合わせなど複雑な表示にも対応しています。 

例えば、表紙や本文の必要箇所に社名などを印字した契約書、表紙に社名などを印字したアンケート冊子、紛失や不正利用防止に管理用ユニークコードを印字した社内配布用冊子など様々な場面で活躍します。 

バリアブル印刷がされた製本加工は、製本ミスを未然に防ぐために欄外に特殊なマークを付けるなど、番号漏れや順番間違がないように工夫をしています。

また加工予備がないため、万一不具合が発生した場合、対処方法を明確にしています。不具合が発生した用紙を確実に取り出し、もう一度バリアブル印刷をした用紙と照合して、重複がないことを確認します。 

梱包時には、住所やナンバーが間違っていないか、しっかり順番通りに並んでいるか、データと目視で確認しています。

 

高山印刷は、印刷から製本まで社内一貫加工でトラブルを最小限にしています。 

投稿者

中林
中林
松本工場入社二年目です。分かりやすい記事をお届けできるように頑張ります!
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